昼過ぎになってようやくベッドから抜け出す。
隣には愛犬が丸まって寝息を立てていた。
窓から見える世界は、いつもより少し重たい空気を纏っているように見えた。
たぶんそれは私の心模様なんだろうということを理解するまで、あまり時間は掛からなくなっていた。
自分が見ている世界と、誰かが見ている世界が違うということを、ようやく飲み込めてきたからなのかもしれない。
こんな年齢になるまで、たったそれだけのことを知らずに生きてきた。
誰かと一緒に同じ気持ちになれると信じ続けていた。
そうではないと頭で理解したところで、人間の心はそんなに単純に納得なんてできない。いや、私がまだその気持ちを捨てきれていないだけで、世の中のみんなには簡単なことなのかもしれない。
何だったとしても、私には確かめる術などないし、教えてくれる相手もいない。それだけは確かだった。
机の横にあるモンステラの葉に白い斑点模様が見えた。
水やりの時に残ってしまったカルキかもしれない。
そんなことを考えていたら、サンスベリアの葉も少し汚れていたことを思い出した。
カルキを拭き取る方法を調べて、そっと葉を拭いてみる。
さっきまで濁っていた葉の表面が、艶々になって白い斑点模様が消えた。
大きくなった葉を1枚ずつ優しく拭いていく。穴の空いた大きくて可愛らしい葉は、嬉しそうにしている気がした。
あなたのデザインとっても素敵だよ。君はいつの間に生えてきたの?まだ柔らかくて小さな葉だけど、少しだけ綺麗に拭いておこうね。
そんなふうに、1枚1枚の葉っぱと話をしながら過ごす時間は、私の心を穏やかで安心させてくれる。
丁寧に世話をしたぶん、この子たちは大きくのびのび育ってくれる。そんな姿をただ見ていられることが、私にとって何より嬉しいことだった。
私がこれまでやってきたことも、このブログに置いてある詩や物語たちも、無意味だとか、誰も読まないとか言われ続けてしまったけど、この葉っぱたちの世話のように、私にとってはとても意味のあることだった。
私が大切だと思ってやっていた。私が楽しいと思ったり、自分を知るために書いていた。それが何よりの意味を持っていたというだけ。
誰かに評価されないことを全て無意味だというのなら、今日私が息をしていることだって別に評価なんてされないし、意味なんて何も無いはずで、そうなると生きていることだって無意味なことになってしまう。
それは誰もがそうなはずなんだけど、まぁ、そうではない世界もあるということだけを遠くのほうに置いて、私は私の楽しいと思うこと、嬉しいと思うことをして生きるだけ。
一人でそれを楽しむことに、もう誰にも文句なんて言わせない。
私の人生と、私の時間は、私の好きなように過ごしていい、私だけのものなはずだから。
そんな声に耳を傾ける時間があったら、私は好きな音楽を大音量で聴いていたい。ただそれだけだ。
植物メモ|観葉植物の葉に付いたカルキ汚れの取り方
大きくて丈夫な葉をつける観葉植物は、綺麗な葉っぱを保ってあげると、眺めている時間もより一層楽しく過ごせますよね。
今回私が試した、モンステラとサンスベリアの葉に付いてしまっていたカルキ汚れの取り方をまとめてみました。
・葉の表面にこびりついた白い水滴跡のような模様があったら、葉水や水やりの時に付いてしまったカルキ汚れかもしれません。
・貝殻虫や他の葉の病気の可能性もあるので、よく観察してみることをお勧めします。
・カルキはクエン酸に溶ける性質があるので、薄めたクエン酸水や、レモン水で取り除くことができます。
私は、普段掃除の時に使っていたクエン酸水を薄めて、キッチンペーパーに含ませ、葉の表面を何度か拭いてみました。
・クエン酸水で拭いた後、乾いたキッチンペーパーで拭きあげてあげると、拭いた部分の跡も残らず、葉がツヤツヤになりますよ。
観葉植物のカルキ汚れを予防するには、葉水をする時には浄水を使用するのも良いそうです。
日々、細かなお手入れをして元気に育ててあげられるように、少しずつ植物について知っていけると良いなと思っています。

