創作とその欠片– category –
詩や物語。まだ物語になりきらない言葉の欠片たち。
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創作とその欠片
優しい君へ
やわらかくて優しい君の世界を守れたら。それだけで私は、とっても幸せなんだ。臆病なところも、寂しがりやなところも、ちょっぴりわがままなところだって、君が纏う優しい空気をつくる大切なもの。君が君らしくいてくれるだけで、この世界に優しさが広が... -
創作とその欠片
冷たい星空
私の全ては、いつだって濃い灰色一色だけだった。だけど、私が見ていた私は自分の影だったのかもしれない。「そっちから見た私はどんな色に見える?」ずっと一緒にいたはずの私に、初めて問いかけてみた。だけど、いつまで経っても返事は返ってこない。「... -
創作とその欠片
優しい声
私が目指してきた場所はどこなのか。何もなくなった空間には、ただ私の鼓動と想いが響いていた。願っていたはずの幸せは消え、抱えていた苦しさは、哀しみに変わっていった。「その場所に、苦しいとか、悲しいとか、寂しいと言っている人はいる?」そう呟... -
創作とその欠片
水面に映る美しい世界
みんなと同じになれない自分を水面に映す。その姿に手を伸ばしてみても、景色と一緒に揺れて、滲んでいく。触れられないこの美しい世界を、ただ静かに眺めることだけが、私に許された唯一の繋がり。優しすぎる景色に、ただ涙が溢れていく。私が海だと認識... -
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想いの箱と波
穏やかな夕日に包まれた海辺に、あの頃の私はもういない。砂浜を歩きながら眺めていた、私の記憶の箱には、忘れたくない想いが溢れていた。箱からひとつ、またひとつ。手にするたびにその温度を感じる。突然吹いた海風に、私の想いが舞う。ひらひらと砂浜... -
創作とその欠片
渡り鳥|早朝の冷たい曇り空から聞こえた歌
今朝、冷たい曇り空を見上げると、鳥たちが列をなして飛んでいく姿が目に留まりました。どこか遠くを目指す渡り鳥の姿に、今の私の想いが重なった瞬間を詩に綴ります。 記事の後半では、そんな渡り鳥たちが空を飛びながら眠る不思議な生態「半球睡眠」につ... -
創作とその欠片
輝き|シロバナタンポポに出会った春の日
日中の暖かな時間を選んで愛犬と散歩をしていると、春の訪れを知らせてくれる小さな草花たちが、優しい気持ちを運んできてくれるよう。散歩中は、季節の温度や匂いを感じたり、鳥たちや木々の葉が揺れる音に耳を傾けて、自分の心を整える時間にもなってい... -
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桜風|春の散歩に欠かせないあったかアイテム
美しい花たちが咲き誇る、出会いと別れの季節「春」。誰かと出会い、別れる時、自分は何ができただろうかと振り返る瞬間があります。そんな想いを詩にして綴ってみました。記事の後半では、そんな春の散歩を楽しく快適に過ごせるあったかアイテムをまとめ... -
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回遊魚
私の見ている世界に本当は意味なんてひとつもないと知っていたそれなのに自分が生きている意味や理由を欲しがっていただから必死で考え探し続けて全力で生きてきたどこまでも遠くへと走り続けてきた景色をそっと振り返ってみるとそこにはあの頃居た場所と... -
創作とその欠片
ラベルシールの張り替え
いつも私のおでこに貼られていたのは、「半額」と書かれた値引きシールだ。そう気付いたのは、いつだってワゴンの中に放り込まれていた事や、棚に陳列してもらったことすら無かった事に、ようやく気付いたからだった。私をレジまで連れて行ってくれた人た... -
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扉
「そんなこともあったよね」と、笑い合える日が、いつか来るかもしれない。そう信じて生きてきたけれど、多分この辺りは人生の折り返し地点。 あの人たちが、どこで何をしているのか、知る術すら持たない私は、そんな日が永遠に来ないことくらい、とっくに... -
創作とその欠片
涙の理由
いつだって 必ず守ってあげるから、 もう心配しなくていい。 ずっと側にいるよ。 そう言って、 そっと抱きしめてくれた君は、 いつだって一番近くにいてくれたはずなのに、涙で滲んで見えなくなっていた。 ひとりぼっちじゃなかった。そう感じられた瞬間、... -
創作とその欠片
Traveler 〜宇宙への旅〜
世界の光は、いつも突然閉じてしまう。 その瞬間、宇宙空間に放り出されていた。 ここがどこなのか、どうすれば元の世界に戻れるのか、考える余裕も無く、ただ、助けを求めて叫ぶことくらいしか思いつかなかった。 けれど、私の声は誰にも届かない。 そう... -
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春の恋
ただそこで楽しそうに咲く小さな春の花たちその姿に憧れ目を奪われる生まれたばかりの淡い気持ちをやわらかな風がどこかへ運んでいった -
創作とその欠片
波紋
まっすぐ前だけを見て、歩んでいると思っていた。けれど、自分だと思って見つめていた姿は、自分の影だった。気付かぬうちに溢れた涙を追い、俯いていたと知ったのは、水面に広がる波紋に、やっと気付けたからだった。 -
創作とその欠片
輪郭
ねぇ、聞こえている?どこかに届く前に消えてしまうほど、小さくて自信のない声で問いかけた。今の私には、これが精一杯だった。ここにいることを知ってほしかった。少しだけで良いから、私に微笑みかけてほしかった。 私はずっとここで、あなたの名前を呼... -
創作とその欠片
Reason for Tears
Whenever I try to hug the person I love, I always end up hurting them. I never want to hurt anyone again. So the only solution I can find is to lock myself in a glass case and lock myself in a dark, empty room. There is only one small wi... -
創作とその欠片
光と影
光はあなたの美しさを照らし影はあなたの色を鮮やかに彩る -
創作とその欠片
記憶システム
いつだって、誰かの声が呼んでいてくれたような気がする。それは、強い引力のような、逆らえない重力のような強さで、私を引き寄せてくれていた。それが気のせいだったのか、現実だったのか、確かめようもない。ただ、私がそうだったと信じてさえいれば、... -
創作とその欠片
理由
息をすることさえ許されなかったこの命にしがみつき続けてしまった理由はただ生きていたいと強く願ってしまったから
