文章を書いて、詩を書いて、物語を書いて。
散歩して、知らない植物を見つけて、写真を撮って。
歌を歌って、ギターを弾いて。
だけど、そこには何も意味なんて無い。
ただ言葉が並んでいて、ただ音が消えていくだけ。
私が小さな頃からずっと、たくさんの人たちに言われてきたように、私に何ができたって、何の価値も意味も無い。
「そうだよ、知ってるよ」。
心の中でいつもそう呟くだけ。
だけどさ、私が楽しいからやってるんだよ。
だからさ、せめて、「楽しそうでいいね」って、そっと見守っていてくれないかなって思ってしまう。
私は、生きるにも、何か楽しむにも、意味や価値が無いと誰も許してくれないの?と。
大人になった今でも、私は、そんな言葉を投げつけられてばかり。
どうすれば、人として扱ってもらえるのか。
私にはもうこれ以上何もできない。
そんなことすら伝える術がない自分の無力さに、ただ涙が溢れるだけ。
「こんな可愛い葉っぱを見つけたよ」
「わぁ、素敵だね」
そんな何気ないやりとりがしたい。
みんなと違う私には、どれだけ手を伸ばしても届かないもののか。だけど、どうしても欲しかったものなんだよ。
そして、もうそこに手を伸ばせなくなってしまった自分が、ただ立ち尽くしているだけ。
書く意味、歌う意味、生きる意味。| 可愛い葉っぱを見つけたよ

