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短編
日常 - Flower Field Story –
みんなの幸せを祈りながら、みんな幸せの邪魔をしていた。定員オーバーになったエレベーターみたいに、私が降りるだけで、みんなは幸せの方に上がっていけた。私はいつも階段を登ってきたのに、間違えてエレベーターに乗ってしまったから、みんなを困らせ... -
短編
🎄『水鏡』 12月11日
それは、霧の濃い満月の夜だった。私はいつものように、月の美しい姿を差し出していた。月は満足そうにほほ笑み、星たちと流星群の出番を決める話や、織姫と彦星の噂話をして楽しそうにしていた。眠りについた森の木々や動物たちは影になり、私と話してく... -
短編
🎄『散歩道』 12月5日
12月に入って、一気に冬らしい気温になった。日課だった愛犬との散歩も、寒さには勝てない。私は布団に潜り込んで、寒さをやり過ごしていた。午後になり、ようやく活動を始める私を、愛犬は横目でチラリと覗いている。世の中はイルミネーションで彩られ、... -
短編
始まりの場所
何もない誰もいない宇宙の果てのようなこの場所は終わりの場所のような 深い悲しみと孤独と共に全ての始まりを与えてくれる特別な場所なのかもしれない私の目の前を一筋の光が通り過ぎていった -
詩
音もなく
降り始めた雪のようにはらはらと 地面に落ちては消えてゆく そこには初めから何も存在していなかったように ただ静かに舞い落ちて ただ静かに消えてゆく
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