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短編
想いの箱と波
穏やかな夕日に包まれた海辺に、あの頃の私はもういない。砂浜を歩きながら眺めていた、私の記憶の箱には、忘れたくない想いが溢れていた。箱からひとつ、またひとつ。手にするたびにその温度を感じる。突然吹いた海風に、私の想いが舞う。ひらひらと砂浜... -
文章・エッセイ
愛犬と歩く散歩道|強風と天気雨の春の日
愛犬と過ごす日常の中で見つけた、小さくて優しい時間の記録です。記事の後半では、春の天気の変わりやすさについても、少しまとめてみました。 愛犬と歩く散歩道 南風が強く吹く朝、いつもより少し早く起きて散歩に出かけた。雲が浮かぶ青い空からは、太... -
詩
渡り鳥|早朝の冷たい曇り空から聞こえた歌
今朝、冷たい曇り空を見上げると、鳥たちが列をなして飛んでいく姿が目に留まりました。どこか遠くを目指す渡り鳥の姿に、今の私の想いが重なった瞬間を詩に綴ります。 記事の後半では、そんな渡り鳥たちが空を飛びながら眠る不思議な生態「半球睡眠」につ... -
詩
輝き|シロバナタンポポに出会った春の日
日中の暖かな時間を選んで愛犬と散歩をしていると、春の訪れを知らせてくれる小さな草花たちが、優しい気持ちを運んできてくれるよう。散歩中は、季節の温度や匂いを感じたり、鳥たちや木々の葉が揺れる音に耳を傾けて、自分の心を整える時間にもなってい... -
詩
桜風|春の散歩に欠かせないあったかアイテム
美しい花たちが咲き誇る、出会いと別れの季節「春」。誰かと出会い、別れる時、自分は何ができただろうかと振り返る瞬間があります。そんな想いを詩にして綴ってみました。記事の後半では、そんな春の散歩を楽しく快適に過ごせるあったかアイテムをまとめ... -
詩
回遊魚
私の見ている世界に本当は意味なんてひとつもないと知っていたそれなのに自分が生きている意味や理由を欲しがっていただから必死で考え探し続けて全力で生きてきたどこまでも遠くへと走り続けてきた景色をそっと振り返ってみるとそこにはあの頃居た場所と... -
文章・エッセイ
幸せのかたち
夕暮れ時のコンビニの駐車場。週末のこの時間帯は、みんなどこか浮かれていて、私は場違いな気がしてしまうから苦手だ。 薄暗くなっていく視界の端に、青白い光を感じて視線を向ける。 隣の車の運転席には、スーツを着た男性がノートパソコンを開いて作業... -
文章・エッセイ
観葉植物と過ごす午後|モンステラとサンスベリアの手入れ
昼過ぎになってようやくベッドから抜け出す。隣には愛犬が丸まって寝息を立てていた。窓から見える世界は、いつもより少し重たい空気を纏っているように見えた。たぶんそれは私の心模様なんだろうということを理解するまで、あまり時間は掛からなくなって... -
文章・エッセイ
みぞれの降る朝
カーテン越しに感じる外の冷たい空気。窓の外は、大粒の雪と雨が同時に降っていた。暖かい日が続いて、このまま春になると油断していたところに、冬が戻ってきた。そんな不安定な春の天気は、私の心模様を映しているみたいだった。もうすぐ春が来るという... -
写真と想い
好きなもの
自分が好きなものを好きなまま生きていられたら、それだけで世界は好きで満たされていく。それだけで世界は愛で満ち溢れていくと思うんだ。だから今は、そうあってほしいと願う心を信じ続けるだけ。 -
文章・エッセイ
Love replayed in the “Brain”
目が覚めると、大好きな曲が頭の中で再生されていた。今日は、大好きなアーティストが私の朝を迎えに来てくれた。そう思うだけで、なんだか特別な1日が始まりそうな気がした。その曲のタイトルを思い出しながら、枕元にあるスピーカーに手を伸ばす。やわら... -
短編
ラベルシールの張り替え
いつも私のおでこに貼られていたのは、「半額」と書かれた値引きシールだ。そう気付いたのは、いつだってワゴンの中に放り込まれていた事や、棚に陳列してもらったことすら無かった事に、ようやく気付いたからだった。私をレジまで連れて行ってくれた人た... -
短編
扉
「そんなこともあったよね」と、笑い合える日が、いつか来るかもしれない。そう信じて生きてきたけれど、多分この辺りは人生の折り返し地点。 あの人たちが、どこで何をしているのか、知る術すら持たない私は、そんな日が永遠に来ないことくらい、とっくに... -
短編
涙の理由
いつだって 必ず守ってあげるから、 もう心配しなくていい。 ずっと側にいるよ。 そう言って、 そっと抱きしめてくれた君は、 いつだって一番近くにいてくれたはずなのに、涙で滲んで見えなくなっていた。 ひとりぼっちじゃなかった。そう感じられた瞬間、... -
短編
Traveler 〜宇宙への旅〜
世界の光は、いつも突然閉じてしまう。 その瞬間、宇宙空間に放り出されていた。 ここがどこなのか、どうすれば元の世界に戻れるのか、考える余裕も無く、ただ、助けを求めて叫ぶことくらいしか思いつかなかった。 けれど、私の声は誰にも届かない。 そう... -
詩
春の恋
ただそこで楽しそうに咲く小さな春の花たちその姿に憧れ目を奪われる生まれたばかりの淡い気持ちをやわらかな風がどこかへ運んでいった -
文章・エッセイ
輝く世界
雨の日の午後、久しぶりに一人で散歩に出かけてみることにした。久しぶりに広げた傘の柄には、目印にと付けたばかりの、小さなカエルが嬉しそうに踊っている。雨の音はいつも、心地よく響く。しっとり落ち着いた空気が、私を優しく包み込んでくれているみ... -
詩
波紋
まっすぐ前だけを見て、歩んでいると思っていた。けれど、自分だと思って見つめていた姿は、自分の影だった。気付かぬうちに溢れた涙を追い、俯いていたと知ったのは、水面に広がる波紋に、やっと気付けたからだった。 -
文章・エッセイ
春を呼ぶ歌が降る朝
カーテンを開けると、景色の色がいつもより濃く見えた。外の空気を吸い込むと、どこか落ち着くような重さを感じる。まだ、ここがどこなのかわからないまま立ち尽くしていると、傘をさした人が歩いて行くのが見えた。そうか、、、今日は雨が降っているんだ... -
文章・エッセイ
いつもの散歩道
春を感じる暖かな午後。優しい光の中を、いつものように愛犬と散歩した。よく晴れた青空に、ゆったり浮かぶ雲。楽しそうに歩く愛犬の後ろ姿。いつもと変わらないはずのこの道には、春の花もたくさん咲き始め、蝶々も嬉しそうに飛んでいた。何もかもが穏や...
