いつもそこにあった、優しい月明り。
今日は、涙の理由を聞いてくれない。
一人で暗闇を歩くのは、今でもまだ少し心細い。
それでも、心は進むことを選ぶんだ。
それが私らしさ、なんだろう。
もし、生まれ変わることがあったとしても、また誰にも理解してもらえなかったとしても、私は私を選ぶはずだよね。
この世界に、この宇宙に、無意味な物なんてひとつも無い。
全てのものに理由があって、どれが一つ欠けてもうまくはいかない。
この世界は、絶妙なバランスが保たれることで起きている奇跡でしかないはずだから。
きっとこの痛みは、私の生きる意味そのもの。
私が居ることにだって、きっと意味はある。
どの時代にも、受け入れてもらえない真実があった。
だからこそ、未だ受け入れてもらえていないまま、存在している真実なんて、まだまだたくさんあるはずだよね。
証明できたって、できなくたって、ここに私がいて、こう考え、こう思っている、ということに変わりはない。
だからもう、それでいいじゃん。
無理に証明しようとしなくていい。
私はちゃんとここにいる。
自分がそれを知っていさえすれば、それでいい。
それはきっと、誰もがそうであるはずだから。

