念願だったMENSAグッズを手に入れた。
去年の2月に会員になってから結局何も参加できないまま、交流できずにいたけど、初めて会員の人たちとも会うことができた。しかも、年に一度の総会。たくさんの会員が集まる日。
夜の高速道路を長時間運転して行ったから、結構集中していたらしく、会場のグッズ販売の列に並ぶ頃には、疲れ果てて睡魔と戦いながら立っているだけで精一杯になってしまった。
だけど、ただ列に並んで、そこにいる人たちや、その空間を感じていると、何となく不思議な感じがした。
話しかけてくれた人もいたし、みんな優しかったし、私をいきなり否定したりする人もいなかった。
私は今までとても狭い世界にいた。
私が知らない世界は、まだまだたくさんある。
私が見てきた世界なんて、本当に小さな世界だけだったんだと実感した。
世界はとっても広くて、私を怖がらないでくれる人もいるし、否定せずただ話してくれる人もいる。
そう感じられたと同時に、だからこそ私のいた狭い世界にも、そんな人はいてくれたと思い返すことができた。
ただ、私を否定する声が近くにたくさんあっただけ。
それなのに、苦しさで優しい人たちが見えなくなってしまっていた。
だけど今の私には、そんな優しい人たちと一緒に居たいと思うこともできないんだと知った。
幼少期から今まで、私は輪を乱す存在だと言われ続けすぎてしまった。そして、自分の特性を見つけてからは、より一層その溝が深まってしまった。
だからこそ、どうしても一人を選んでしまう自分がいる。たぶん、もうこれ以上傷つきたくないし、迷惑をかけたくないと思っているから。
今は、そんな自分を知れたことで、みんなと距離を取れるようになった。
「ひとりぼっちになってしまう」という寂しさではなく、「ひとりぼっちを選ぶ」という選択に変わったんだと思う。
それでもやっぱり、寂しさに変わりはない。
だけど、受け身じゃなく自分の選択になったこと。たったそれだけで、その寂しさの受け止め方が少しだけ変わった気がする。
いつもより少し多く「これで良いんだ」と思える。
だからそれでいい。
机には、このかわいいグッズたちが並んでいる。誰に何と言われようと、これは夢とか妄想では無いんだと、触れて確認できる。
私は本当の自分を見つけられたんだと思うし、MENSAに入会したことは、私にできる唯一の証明だった。
誰もそれを認めてくれなくても、もうそれだけで私には十分過ぎるほど価値があることだった。
そんな大切な想いが、これからはいつでも私の机に並んで見守っていてくれる。だからきっともう大丈夫。
2026年3月8日 世界は広いし、狭い。

