好きなものは、
いつまでも好きなままでいたかった。
だけどいつもその願いは叶わなくて、
どんなに悲しくても、苦しくても、
いつだって手放さなければいけなかった。
そして、
時間と共に
嫌いになっていく。
好きだったものは、
次々と消えていく。
気付けば、
嫌いなものばかりの世界になっていた。
好きだったものってなんだっけ。
そもそも好きなものなんて、
初めから無かったのかもしれない。
誰もいない、
何もなくなった場所に、
最後に残ったのは自分だった。
たぶんね、
今ここに居ると思うんだ。
ここで精一杯生きていると思うんだよ。
確かめる術なんて無いけど、
そう感じられるんだ。
それだけで十分なんだと思うんだ。
だから、
きっとまた、
好きになれるはずだよね。
2026年2月22日 好きだったものが消えていく世界

