このブログではWebライティングの文章構成について、詳しく書いています。
今回は、文章の構成のパターンを4つ紹介します。
ブログで「書きたい事」「伝えたい事」は、人それぞれ違いますよね。
ブログをやっている人の数だけ、「書き方」「伝え方」があるんです。
今回紹介する「文章構成の4つのパターン」を知ることで、「自分らしいブログ」が書けるようになりますよ。
まずは基本を知っておくことが大切ですね。
基本を頭に入れておくと選択肢が増え、自分らしい文章を書く近道になりますよ。
わかりやすく、伝わりやすい書き方のパターンがある
まず、文章の構成にはいくつかのパターンがあります。
文章をよりわかりやすく、効果的に書いて伝える事が出来るようになります。
Webライティング初心者の方は、この文章の構成パターンを知っておくと便利なので覚えて使ってみてくださいね。
文章の構成パターンに当てはめて書くだけなので、迷うことなく分かりやすい文章が書けますよ。
文章の中で言いたい事や、伝えたい内容に合わせて選んで使ってみてください。
内容に合った文章の構成をえらぼう
なぜなら、文章の構成で伝わり方が変わってくるからです。
せっかく書くなら、内容に合った文章の構成を選んで書いてみましょう。
それだけでグッと伝わりやすい文章に変わります。
それぞれの文章構成パターンは、文章を書く順番を英語表記した頭文字をとって名前がついています。
結論、理由、具体例、結論、の頭文字をとってPREP法、
概要、詳細、まとめ、の頭文字をとってSDS法という感じです。
4つの文章構成パターンでは、それぞれ得意なことが違います。
①PREP法(プレップ法)→結論を理解して欲しい時
②SDS法(エスディーエス法)→話全体を理解して欲しい時
③PASONAの法則→困りごとを解決する時(ネガティブアプローチ)
④AIDECAの法則→私もそうなりたい!と良いイメージを持ってもらいたい時(ポジティブアプローチ)
4つの文章構成パターン
ひとつづつ詳しく説明します。
①PREP法
最初に結論を伝えるので、読者は「どうして?」「例えば?」「理由は?」と、興味を持ってくれます。
そして最後にもう一度、結論を伝えることで理解度が増すんですね。
短時間で、きちんと内容を伝えることが出来ます。
PREP法では、以下のようなパターンに当てはめて文章を書きましょう。
1.結論(Point) (結論、まず、)
2.理由(Reason) (なぜなら、というのも、)
3.具体例(Exemple) (例えば、実際に、)
4.結論(Point) (このように、つまり、)
PREP法の文章例
1.結論からいうと、リンゴはとても体に良いフルーツです。
2.なぜなら、ビタミン豊富でたくさんの栄養素が含まれているからです。
3.実際に毎朝リンゴを1個食べてみたら、お肌の調子だけでなく、お腹の調子まで整いました。
4.つまり、リンゴはとても体に良いフルーツなのです。
②SDS法
SDS法では、詳細を聞いてもらうために概要を先に伝えて、最後にまとめとしてもう一度概要を伝えます。
概要そのものではなく、詳細を知ってもらいたい時には、SDS法を使うと良いですね。
1.概要(Summary)
2.詳細(Details)
3.まとめ(Summary)
SDS法の文章例
1.フルーツはとても体に良いと話題になっています。
2.中でも、リンゴにはたくさんの栄養素が含まれており、お肌の調子やお腹の調子も整えてくれる効果があります。
これは、ビタミンだけでなく食物繊維なども豊富に含まれているからなんです。
3.皆さんも毎日フルーツを取り入れて、健康な体を維持しましょう。
③PASONAの法則
PASONAの法則は、ネガティブアプローチというパターンです。
「こんなことで困っていませんか?」と読者の困りごとを問題提起して読者の心を揺り動かすことで、行動してもらいやすくなる文章の構成パターンです。
通販番組などもこのパターンを使ってCMをしていたりしますね。
1.問題提起(Problem) 読者が困っている事を問題提起する
2.あぶりたて(Agitation) さらに具体的に詳細を書き、読者に共感してもらう
3.問題解決(SOlution) しっかり引き付けたあとに、問題解決策を提示して納得してもらう
4.絞り込み(Narrow down) 限定感、特別感を出し、これに決めた!と思ってもらう
5.行動(Action) 目的に合った行動をとってもらう
PASONAの法則の文章例
1.最近お肌の調子が悪くて困っていませんか?
2.化粧水や美容液をしっかり塗っているのに、ニキビや吹き出物ができてしまったり、お化粧乗りが悪くなってしまったりしませんか?
3.そんな時には、リンゴを毎日1個食べてみましょう。
体の中からビタミンを補充することで、ツルツルのお肌が手に入りますよ。
4.今ならお1人様1回限り、10個500円で販売しています。
5.この機会をお見逃しないよう、お早めにお買い求めください。
④AIDECAの法則
AIDECAの法則はポジティブアプローチと言って、「私もそうなりたい!」と思ってもらう、ポジティブなイメージから文章を書き始めるパターンです。
1.注目(Attention) 商品の良いところや効果を書き注目してもらう
2.興味(Interest) 商品の良さを伝えて興味を持ってもらう
3.欲求(Desire) 商品の具体的な説明を書いて「ほしいな」と強くおもってもらう
4.確信(Conviction) 第三者の意見や、客観的なデータを見せ「自分の選択は間違っていない」と確信してもらう
5.行動(Action) 目的に合った行動につなげる
AIDECAの法則の文章例
1.いつも綺麗で可愛いママって言われたいですよね!
2.おいしくヘルシーな、美容に良いフルーツを知っていますか?
3.毎朝1個リンゴを食べるだけで、綺麗なお肌と健康な体が手に入るんです。
4.この方法で、お肌の調子が整った A子さんの感想を紹介します。「最初は半信半疑でしたが、1ヶ月続けてリンゴを毎朝食べてみました。そうしたら、気になっていたニキビや肌荒れが綺麗になったんです。おなかの調子まで整ってきたのでびっくりしました。これからも続けていこうと思っています」
5.まずは1カ月、毎朝リンゴを食べてみてください。
自分らしい文章を楽しく書こう
このように、今回紹介した4つのパターンを使い分けるだけで、今までより効果的に伝えられるようになります。
まずは内容に合った文章構成のパターンを選んでみてください。
少しくらい文章構成パターンから外れていても問題ないので、肩の力を抜いてブログを書いてみましょう。
伝えたい事や、内容、商品によって、どの文章構成パターンが合っているのかを考えられるとWebライティングが上手になっていきますよ。
一番大切なのは、楽しく続けられるブログ作りです。
自分にしか書けない、自分らしいブログを書いていけるように知識をつける事が大切なんですよね。
こういうパターンがあって、法則があることを理解しておくだけで、文章の書き方は変わっていきます。
あなたにしか書けない、あなたらしいブログを作れたら素敵ですね。
私も、ここから応援しています。