ブログを書く時に必要な、「読者をイメージすること」についてまとめてみました。
この記事を読めば、わかりやすく、伝わりやすい文章がスラスラ書けるようになりますよ。
読者のイメージを明確にして、その人だけに話しかけるように書く
ブログの読者をしっかりとイメージするのは、Webライティングで一番大切な事です。
誰に話しかけているか分からない文章は、誰にも届かないし、誰にも刺さらないんです。
車の免許を取得する時などに、応急救護の授業をした経験がある方もいるかと思いますが、
人が倒れているのを発見したら、まず周りにいる人に声をかける。
「誰か助けてください!」って言っても誰も手伝ってくれませんよ、って言われませんでしたか?
しっかり相手を見て「あなたは救急車を呼んでください!」「あなたはAEDを取ってきてください!」と、1人1人に指示しましょう!と、習いました。
文章を書くのもそれと同じで、1人をイメージしてその人に話しかけなければ聞いてもらえません。
誰に話しかけているかのイメージを明確にして文章を書くことが、とても重要なことなんです。
ターゲットとペルソナを具体的にしっかり決めておく
ブログを書き始める前に「ターゲット」と「ペルソナ」の設定がしっかり出来ていると、文章を書きやすくなります。
「ターゲット」と「ペルソナ」の違いについて説明しますね。
ターゲットとペルソナの違い
「ターゲット」とは、
・性別
・年代
・居住エリア
など、おおまかな枠で見た人物像です。
ターゲットに向けた文章を書いてしまうと、一度にたくさんの人に向けて話ている状態になってしまいます。
これだけでは文章を読んでもらえません。
もっと絞って、「あなたに話しています!」と、伝える必要があります。
そこで「ペルソナ」です。
「ペルソナ」とは、
・学歴
・職業
・家族構成
・年収
・趣味
ターゲットより、もっと絞られていますね。
出来るだけ細かく、「こんな人に向けて話している」というイメージを持って書くこと大切です。
例えば、知り合いのあの人、友達のあの子、1年前の自分、などとイメージするのも分かりやすいですね。
自分の文章を読んでもらいたい人を、出来るだけ具体的にイメージして、ノートでもスプレッドシートでも良いので書き出してみましょう。
細かな設定をしっかり確認できる、ペルソナシートを作っておく
何となく頭の中でターゲットやペルソナをイメージするだけだと、曖昧なイメージになってしまします。
しっかりとしたイメージを持って書ける、ペルソナシートを作っておくのがおすすめです。
細かい設定がいつでも確認できるし、頭の中だけで考えているよりも具体的にできますよ。
ペルソナ設定によって、同じ内容を書く場合でも書き方が変わる
ペルソナ設定をしている場合と、していない場合の文章が、具体的にどう違ってくるのかを見てみましょう。
例えば、リンゴを売りたい場合を考えてみます。
ペルソナ設定をしていない文章例
「今が旬で甘みがあって、とてもおいしいリンゴです。ビタミン豊富で健康に良いとされています。無農薬で安心して召し上がって頂けますよ。」
ペルソナ設定をした文章例
「今が旬で甘みがあって、とってもおいしいリンゴです。
ビタミン豊富で、美容にも良いとされているんですよ。
最近お肌の調子が悪くてお化粧乗りがいまいち、そんなママは毎朝リンゴを食べる習慣をつけましょう。
お子さんや、ペットのおやつにも、安心して召し上がって頂ける無農薬のリンゴですよ。」
このように、ペルソナ設定をしているか、していないかで、イメージが具体的になって、伝える内容がずいぶん変わってきます。
具体的な設定をしてから書き始めると、効率よく文章が書ける
ブログで文章を書く場合、ペルソナ設定をした方が具体的に考えやすくなります。
その結果、文章を書くスピードも速くなって、効率的に書けるようになり、文章の質も上がります。
記事を書く前にペルソナシートを作って、パソコンの向こう側にいる人に話しかけるように書いてみてください。
話しかけた相手に刺さる文章が書けるように、たくさん書いてWebライティングのスキルを磨いていきましょう。
きっと、あなたの書いた文章に共感してくれる人がいますよ。